专利摘要:
本発明は、パンテノールと、コラーゲン合成刺激ペプチドと、抗炎症性抽出物とを含む組成物に関する。本発明の組成物は、伸展線の予防および処置に特に有用である。
公开号:JP2011516524A
申请号:JP2011503436
申请日:2009-04-08
公开日:2011-05-26
发明作者:ドミニク イムフレッド,;ピーター ジョラー,;フロレンス ビダマン,;ハイディ モーザー,
申请人:ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ.;
IPC主号:A61K8-42
专利说明:

[0001] [発明の属する分野]
本発明は、パンテノールと、コラーゲン合成刺激ペプチドと、抗炎症性抽出物とを含む組成物に関する。本発明の組成物は、伸展線の予防および処置に特に有用である。]
[0002] [発明の背景]
伸展線は、一般的に、大腿部、腹部および臀部に現れ、次第に薄れて淡い銀白色の線条となる紫青色の線条により特徴付けられる。伸展線を完全かつ恒久的に除去することは、実質的に不可能である。なぜなら、伸展線は、皮下の損傷した線維の痕跡だからである。全プロセスが、真皮において進行中の炎症プロセスにより引き起こされる。皮膚のコラーゲン線維およびエラスチン線維のマトリックスが損傷し、乾燥し、目立つ痕跡または瘢痕を残す。伸展線は、実際には、皮膚の外層上に見える瘢痕組織なのである。線維は様々な損傷の受け方をするが、2つの最も一般的な例は、急速な体重増加が皮膚を伸展させる時(すなわち、成長スパートまたは妊娠)か、または筋線維を太くすること(すなわち:ボディビル)による。現存する伸展線は、細胞間の接触および基底膜の線維を断ち切るほどまで真皮を伸展させた結果である。初期損傷は赤色線条という形で現れ、治癒すると、次第に薄れて淡い白色の瘢痕となる。伸展線は、色を変更し得るため時間が経つにつれてよりはっきりと見て取れるようになり得、また、かなりの量の体重が減少した時にもより顕著になり得る。伸展線が完全に除去され得ることはめったにないが、既存の伸展線の外観を改善するために利用し得る多くの処置(美容整形、レーザー処置および皮膚剥離術を包含する)がある。しかしながら、これらの処置はかなりの費用がかかる上に、人によっては全くの苦痛であり、実際に効果があるという保証は全くない。レチノイド、アルファヒドロキシ酸またはサリチル酸を含有する局所製剤も、伸展線を減少させることが知られているが、これらの成分は、皮膚の刺激、潮紅および薄片剥離(flaking)を誘発し得、日光に対する感受性の増大までも誘発し得る。さらに、その有効性は依然として十分でない。]
[0003] したがって、伸展線を最小限に抑える、または除去さえもするために効果的に用いられ得る局所製剤に対する高まる要求がある。同時に、そのような局所製剤は、好ましくは僅かな皮膚刺激性も示すべきではない。したがって、先行技術の欠点を克服すると同時に、低刺激性、または抗炎症性さえも有し得る組成物を同定することに、非常に大きな商業的関心がある。]
[0004] [発明の概要]
本発明は、パンテノールと、抗炎症性植物抽出物と、コラーゲン合成刺激ペプチドとを含む組成物に関する。]
[0005] 別の実施形態において、本発明は、パンテノールと、抗炎症性植物抽出物と、コラーゲン合成刺激ペプチドとを含む組成物の有効量を、美容的に許容可能なキャリアと組み合わせて含む局所製剤に関する。]
[0006] さらに、本発明は、現存する伸展線を減少させ、伸びた皮膚線維を保護し、表面の凸凹の深さを減少させ、滑らかな表面を増加させ、皮膚密度とともに皮膚の厚みおよび張りを増加させ、コラーゲン合成の刺激を増加させ、皮膚に潤いを与え、炎症を緩和し、かつ皮膚再生および創傷治癒を促進する方法であって、そのような処置を必要としている被験体の皮膚に、パンテノールと、抗炎症性植物抽出物と、コラーゲン合成刺激ペプチドとを美容的に許容可能なキャリアと組み合わせて含む局所製剤の有効量を塗布する工程を含む方法に関する。]
[0007] 別の局面において、本発明は、伸展線の処置または同時処置(co−treatment)の方法であって、そのような処置を必要としている被験体の皮膚に、パンテノールと、抗炎症性植物抽出物と、コラーゲン合成刺激ペプチドとを美容的に許容可能なキャリアと組み合わせて含む局所製剤の有効量を塗布する工程を含む方法に関する。]
[0008] [発明の詳細な説明]
コラーゲン合成刺激ペプチドは、新しいコラーゲン、エラスチンおよび/またはグルコサミノグリカンの発生を刺激し得るマイクロペプチドである。例えば、トリペプチドであるN2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンもしくはその塩、特にビストリフルオロ酢酸塩は、潜在性TGFβ1を活性型に変換するトロンボスポンジン−1の配列Arg−Phe−Lysに最適に近似することにより、I型コラーゲンの合成を刺激し得る。TGFβ1は、皮膚におけるコラーゲンおよびエラスチンの合成を誘導する。]
[0009] 抗炎症性植物抽出物は、炎症プロセスにおいて、重大な影響を有する炎症性サイトカイン(例えば、IL−1α、IL−1β、IL−8およびTNF−α)をダウンレギュレートすることにより重要な役割を果たす。そうした抽出物は、皮膚に対して優れた治癒特性を有することで良く知られている。]
[0010] 美容用途には、パンテノール(デクスパンテノールまたはパントテノールとしても知られる)が、湿潤剤、皮膚軟化剤および保湿剤として知られている。さらに、パンテノールは皮膚の痒みを緩和し、かつ抗炎症効果を有する。]
[0011] この度、驚くべきことに、コラーゲン合成刺激ペプチドと、抗炎症性植物抽出物と、パンテノールとを含む組成物は、伸展した線維芽細胞を、効果的に、それも相乗的に保護することが見出された。さらに、コラーゲン合成刺激ペプチドと、抗炎症性抽出物と、パンテノールとを含む組成物の有効量を含む局所製剤は、伸展線に関連する皮膚損傷および伸展線そのものの処置および予防に適することが見出された。]
[0012] したがって、本発明は、パンテノールと、抗炎症性植物抽出物と、コラーゲン合成刺激ペプチドとを含む組成物に関する。]
[0013] 好ましいコラーゲン合成刺激ペプチドとは、油溶性を向上させるために脂肪酸に結合させた、互いに連結している3〜10個、特に3〜5個のアミノ酸から成る合成ペプチドをいう。好ましくは、脂肪酸はパルミチン酸である。本発明の全ての実施形態において、好ましいコラーゲン合成刺激ペプチドとして、トリペプチドであるN2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンもしくはその塩、特にビストリフルオロ酢酸塩、およびペンタペプチドであるパルミトイル−Lys−Thr−Thr−Lys−Serもしくはその塩が挙げられる。本発明に従う最も好ましいコラーゲン合成刺激ペプチドは、トリペプチドであるN2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンもしくはその塩、特にN2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンのビストリフルオロ酢酸塩である。]
[0014] 特に、本発明は、パンテノールと、抗炎症性植物抽出物と、トリペプチドであるN2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンもしくはその塩および/またはペンタペプチドであるパルミトイル−Lys−Thr−Thr−Lys−Serもしくはその塩から選択されるコラーゲン合成刺激ペプチドとを含む組成物に関する。]
[0015] 本発明の全ての実施形態における好ましい抗炎症性植物抽出物としては、カレンドゥラ・オフィシナリス(Calendula officinalis)、レオントポディウム・アルピヌム(Leontopodium alpinum)、エキナセア・プルプレア(Echinacea purpurea)、マルウァ・シルウェストリス(Malva sylvestris)、テュムス・ウルガリス(Thymus vulgaris)、ペウケダヌム・オストルティウム(Peucedanum ostruthium)およびマルルビウム・ウルガレ L.(Marrubium vulgare L.)から得られる抽出物が挙げられる。]
[0016] 別の局面において、本発明は、
(a)少なくとも10重量%、好ましくは10〜50重量%のパンテノールと、
(b)少なくとも0.005重量%、好ましくは0.005〜10重量%のコラーゲン合成刺激ペプチドもしくはその塩と、
(c)少なくとも0.01重量%、好ましくは0.01〜40重量%の抗炎症性植物抽出物と
を含む組成物に関する。]
[0017] 好ましい実施形態において、上記組成物は、
(a)少なくとも20重量%、好ましくは25〜40重量%のパンテノールと、
(b)少なくとも0.01重量%、好ましくは0.01〜1重量%のコラーゲン合成刺激ペプチドもしくはその塩と、
(c)少なくとも0.1重量%、好ましくは0.1〜5重量%の抗炎症性植物抽出物と
を含む。]
[0018] 特定の実施形態において、本発明は、パンテノールと、マルルビウム・ウルガレ(Marrubium vulgare)抽出物と、N2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンもしくはその塩とを含む組成物に関する。]
[0019] 別の特定の局面において、本発明は、
(a)少なくとも10重量%、好ましくは10〜50重量%のパンテノールと、
(b)少なくとも0.005重量%、好ましくは0.005〜10重量%のN2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンもしくはその塩と、
(c)少なくとも0.01重量%、好ましくは0.01〜40重量%のマルルビウム・ウルガレ(Marrubium vulgare)抽出物と
を含む組成物に関する。]
[0020] 好ましい実施形態において、上記組成物は、
(a)少なくとも20重量%、好ましくは25〜40重量%のパンテノールと、
(b)少なくとも0.01重量%、好ましくは0.01〜1重量%のN2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンもしくはその塩と、
(c)少なくとも0.1重量%、好ましくは0.1〜5重量%のマルルビウム・ウルガレ(Marrubium vulgare)抽出物と
を含む。]
[0021] 本発明に従う最も好ましい組成物は、
30重量%のパンテノールと、
0.02重量%のN2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンもしくはその塩と、
0.4重量%のマルルビウム・ウルガレ(Marrubium Vulgare)抽出物と
を含む組成物である。]
[0022] 特に好ましい実施形態において、本発明に従う組成物は、他の通常よく用いられる美容用添加剤をさらに含むが、総量は100重量%になる。好ましくは、そのさらなる美容用添加剤は、
・アルコール(特に低級アルコール(好ましくは、エタノールおよび/またはイソプロパノール)、低級ジオールまたはポリオールおよびそれらのエーテル(好ましくは、プロピレングリコール、グリセリン、エチレングリコール、エチレングリコールのモノエチルまたはモノブチルエーテル、プロピレングリコールのモノメチルまたはモノエチルまたはモノブチルエーテル、ジエチレングリコールのモノメチルまたはモノエチルエーテルおよびアナログ生成物、特にグリセリン))、および/または
・水、および/または
・保存剤(例えば、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、好ましくはソルビン酸カリウムおよび/または安息香酸ナトリウム)
から選択される。]
[0023] 具体的な実施形態において、本発明は、
約30重量%のパンテノールと、
約0.40重量%のマルルビウム・ウルガレ(Marrubium vulgare)抽出物と、
約0.02重量%のN2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンもしくはその塩と、
約28重量%の水と、
約41重量%のグリセリンと、
約0.20重量%の安息香酸ナトリウムと、
約0.20重量%のソルビン酸カリウムと
から成る組成物に関する。その結果、全成分を合計すると100重量%となる。]
[0024] 本発明に従う組成物は、所望の塗布形態で(例えば、局所製剤において)そのまま用いられ得る。しかしながら、本発明に従う組成物はまた、ナノ粒子(例えば、リポソーム、ナノソーム、シクロデキストリン)中に封入されるのに適しており、このナノ粒子は、その後、所望の塗布形態に組み入れられ得る。]
[0025] 本発明の全ての実施形態において、N2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンもしくはその塩は、N2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンのビストリフルオロ酢酸塩(CTFADictionaryにPalmitoyl Tripeptide−5として記載されている)であり、DSMNutritional Products Ltd.Branch Pentapharmにて商品名SYN(登録商標)−COLLで市販されている。]
[0026] ペンタペプチドであるパルミトイル−Lys−Thr−Thr-Lys−Ser(CTFADictionaryにパルミトイルペンタペプチド−3として記載されている)は、Thalgo cosmeticGMBHにてMatrixyl(登録商標)として市販されている。]
[0027] カレンドゥラ・オフィシナリス(Calendula officinalis)、レオントポディウム・アルピヌム(Leontopodium alpinum)、エキナセア・プルプレア(Echinacea purpurea)、マルウァ・シルウェストリス(Malva sylvestris)、テュムス・ウルガリス(Thymus vulgaris)、ペウケダヌム・オストルティウム(Peucedanum ostruthium)およびマルルビウム・ウルガレ L.(Marrubium vulgare L.)から得られる植物抽出物は当業者に周知であり、例えばMountain Rose HerbsまたはDSMNutritional Products Ltd.,Branch Pentapharmにて(とりわけ、商品名MALVA(登録商標)AO、CALENDULA(登録商標)AO、LINUM(登録商標)AO、THYMUS(登録商標)AO、SCUTELLARIA(登録商標)AO、IMPERATORIA(登録商標)AOで)市販されている。]
[0028] 本明細書で用いられる場合、マルルビウム・ウルガレ(Marrubium vulgare)抽出物という用語は、ニガハッカとしても知られるマルルビウム・ウルガレ L.(Marrubium vulgare L.)の地上部、特に茎および葉の抽出物をいう。]
[0029] そうした抽出物は、例えば、水、好ましくは1〜4個の炭素原子を含むアルコール(例えば、メタノール、エタノールまたはプロパノール)、これらのアルコールの水−アルコール混合物、1〜2個の炭素原子を含む塩素化溶媒(例えば、クロロホルムまたはジクロロメタン)、および好ましくは3〜6個の炭素原子を含む有機エステル(例えば、酢酸エチル)から成る群より選択される好適な溶媒を用いての、地上部(例えば、茎および葉)の抽出により得られ、特に水/エタノールからの混合物が用いられる。抽出は、室温と抽出に用いられる溶媒の沸点との間の温度で行われる。有用な抽出技術は、所謂ソックスレー抽出法である。しかしながら、単純に標準大気圧にて2〜24時間にわたる抽出を行うことも可能であり、適切な場合には、その前に植物材料を低温抽出溶媒中に2〜4時間にわたり放置して浸軟させる。抽出が完了すると、抽出物を含有する相を濾過し、必要に応じ、必要とされる最終濃度まで濃縮し、かつ/あるいは減圧下でまたは凍結乾燥によりエバポレートさせて完全に乾燥させる。濃縮物は、適切な溶媒および/または美容用として通常よく用いられる添加剤(例えば、グリセリンまたは任意の種類のグリコール(例えば、プロピレングリコールまたは1,3−ブタンジオール))および/または保存剤を用いてさらに調合され得る。]
[0030] 植物材料と抽出剤の比率は重要ではないが、一般的には重量部で1:5と1:20の間、好ましくは1:10である。]
[0031] 本発明の全ての実施形態において、マルルビウム・ウルガレ(Marrubium vulgare)抽出物は、好ましくは、マルルビウム・ウルガレ L.(Marrubium vulgare L.)の地上部の水/エタノール抽出物である。]
[0032] 本発明の全ての実施形態において、特定の好ましいマルルビウム・ウルガレ(Marrubium vulgare)抽出物は、DSMNutritional Products Ltd.,Branch Pentapharmにて入手可能なALP(登録商標)−ORGANIC製品系列のALPAFLOR(登録商標)MARRUBIUM AOである。]
[0033] この文脈で用いられる場合、パンテノールという用語は、D−パンテノール、DL−パンテノール、パンテニルトリアセタート(Panthenyltriacetat)、およびエチルパンテノールをいう。本発明の全ての実施形態において、好ましくは、DSMNutritional Products Ltd.からD−Panthenol 75 Lとして市販されているD−パンテノールが用いられる。]
[0034] 本発明はまた、本発明に従う組成物を含む局所製剤(例えば、美容用、薬学的および獣医学的製剤)に関する。]
[0035] したがって、本発明はまた、本発明に従う組成物の有効量および美容的に許容可能なキャリアを含む局所製剤に関する。]
[0036] 有効量という用語は、少なくとも0.01重量%の量をいう。より好ましくは、製剤の総重量に基づき0.1〜10重量%、特に1〜3重量%の量が用いられる。]
[0037] 本明細書で用いられる場合、用語「局所製剤」は、特に、哺乳類のケラチン組織(例えば、ヒトの皮膚または毛、特にヒトの皮膚)に局所的に塗布され得る美容製剤に関する。]
[0038] 本願において用いられる場合、用語「美容製剤」は、Roempp Lexikon Chemie,第10版、1997、Georg,Thieme Verlag Stuttgart,New Yorkにおいて「Kosmetika」という見出しの下で規定されるような美容組成物、およびA.Domsch,“Cosmetic Preparations”,Verlag fuer chemische Industrie(H.Ziolkowsky編),第4版、1992に開示されるような美容製剤をいう。]
[0039] 美容的に許容可能なキャリアという用語は、局所製剤において従来用いられている全てのキャリアおよび/または賦形剤および/または希釈剤をいう。]
[0040] 好ましくは、本発明に従う局所製剤は、溶媒中または脂肪性物質中懸濁物または分散物の形態にあるか、あるいは、代替的に、エマルションもしくはマイクロエマルション(特に、O/W型またはW/O型のもの)、PIT−エマルション、多相エマルション(例えば、O/W/O型またはW/O/W型)、ピカリングエマルション、ヒドロゲル、アルコールゲル、リポゲル、一相もしくは多相溶液、または小胞分散物の形態にあるか、あるいは、他の一般的な形態にあって、筆によってか、マスクとしてか、またはスプレーとしても塗布され得る。この局所製剤は、エマルションであるかエマルションを含む場合、1種以上のアニオン性、非イオン性、カチオン性または両性の界面活性剤も含み得る。]
[0041] 本発明に従う好ましい局所製剤は、スキンケア製剤および機能性製剤である。]
[0042] スキンケア製剤の例には、特に、ボディオイル、ボディローション、ボディジェル、トリートメントクリーム、皮膚保護軟膏、シェービング製剤(例えば、シェービングフォームまたはジェル)、スキンパウダー(例えば、ベビーパウダー)、保湿ジェル、保湿スプレー、リバイタライジングボディスプレー(revitalizing body spray)、セルライトジェル、顔および/もしくはボディ用保湿剤、洗顔および/もしくはボディ洗浄料、フェイス用マスク、抗アクネ製剤、ならびに/またはピーリング製剤がある。]
[0043] 機能性製剤の例には、有効成分(例えば、ホルモン製剤、ビタミン製剤、植物抽出物製剤、老化防止製剤、および/または抗微生物(抗菌または抗真菌)製剤が挙げられるが、これらに限定されない)を含有する美容または薬学的製剤である。]
[0044] 本発明に従う局所製剤は、液剤、ローション剤、増粘ローション剤(thickened lotion)、ゲル剤、クリーム剤、乳剤、軟膏剤、パスタ剤、散剤、メーキャップ剤、または固形チューブスティック剤の形態にあり得、必要に応じて、エアゾール剤として容器に入れられ得、ムース剤(例えば、エアゾールムース剤)、泡剤もしくはスプレー泡剤、スプレー剤、スティック剤、硬膏剤、洗浄料、石鹸、ワイプ剤(wipe)、または凍結乾燥剤(lyophilizate)(例えば、Pentapharm Dual Vial system)の形態で提供され得る。]
[0045] 本発明によれば、局所製剤は、本発明に従う組成物を、必要に応じ、さらなる成分(例えば、美白(skin lightening);日焼け防止;色素沈着過剰症の処置;アクネ、しわ、線条、萎縮および/または炎症の予防または緩和のための成分;ならびに、局所麻酔薬;抗微生物剤および/または抗真菌剤;キレート剤および/または金属イオン封鎖剤;抗セルライト剤、スリミング剤(例えば、フィタン酸)、引き締め剤(firming)、保湿および賦活剤、セルフタンニング剤、鎮静剤(soothing)、弾力性および皮膚防護を改善するための薬剤および/またはさらにUV吸収物質、ならびに局所製剤において従来から用いられているキャリアおよび/または賦形剤もしくは希釈剤)と組み合わせて含有する。他に何も述べられない場合、以下に記載される賦形剤、添加剤、希釈剤などは、本発明に従う局所製剤に適している。美容および皮膚科用補助剤および添加剤の必要量は、所望の製品に基づき当業者により容易に決定され得る。]
[0046] 本明細書において有用な美容有効成分は、場合によっては1つより多くの利益を提供する、または1つより多くの作用様式により機能することがあり得る。]
[0047] 本発明に従う局所製剤は、さらなる美容有効成分を含有し得る。美容有効成分の例は、ペプチド(例えば、Matrixyl(商標)[ペンタペプチド誘導体]、DSMNutritional Products Ltd.,Branch PentapharmのSYN(登録商標)−TACKSに含まれているペプチドの一方または両方)、オリゴペプチド、蝋ベースの合成ペプチド、およびパルミトイル−オリゴペプチド)、ヨードプロピルブチルカルバマート、グリセロール、尿素、グアニジン(例えば、アミノグアニジン);ビタミンおよびその誘導体(例えば、ビタミンC(アスコルビン酸)、ビタミンA(例えば、レチノイド誘導体(例えば、レチニルパルミタートまたはレチニルプロピオナート))、ビタミンE(例えば、トコフェロールアセタート)、ビタミンB3(例えば、ナイアシンアミド)およびビタミンB5(例えば、パンテノール)、ビタミンB6およびビタミンB12、ビオチン、葉酸);抗アクネ活性物質(active)または薬剤(例えば、レゾルシノール、サリチル酸など);酸化防止剤(例えば、フィトステロール、リポ酸);フラボノイド(例えば、イソフラボン、フィトエストロゲン);皮膚鎮静および癒し剤(例えば、アロエベラ抽出物、アラントインなど);審美目的に適した薬剤(例えば、精油、香料、スキンセンセート(skin sensate)、乳白剤、芳香性化合物(例えば、丁子油、メントール、樟脳、ユーカリ油およびオイゲノール、ならびにそれらの誘導体)、落屑活性物質、ヒドロキシ酸(例えば、AHA酸、BHA酸)、ポリ不飽和脂肪酸、ラジカル捕捉剤、ファルネソール、抗真菌活性物質(特に、ビサボロール)、アルキルジオール(例えば、1,2−ペンタンジオール、ヘキサンジオールまたは1,2−オクタンジオール)、フィトール、ポリオール(例えば、フィタントリオール)、セラミドおよび疑似セラミド、アミノ酸、タンパク質水解物、ポリ不飽和脂肪酸、植物抽出物(例えば、カイネチン)、DNAまたはRNAおよびそれらの断片化生成物、炭水化物、共役脂肪酸、カルニチン、カルノシン、バイオキノン(biochinone)、フィトフルエン、フィトエン、およびそれらの対応する誘導体、コエンザイムQ10/ユビキノン)、酸化防止剤(好ましくは、(−)−エピガロカテキンガラート(EGCG)、ヒドロキシチロソールおよび/またはオリーブ抽出物)、シアバター、藻抽出物、カカオバター、アロエ抽出物、エラスチンならびにGAGブースター)を含むが、これらに限定されない。]
[0048] 美容有効成分の好ましい例は、ビタミンC(アスコルビン酸)および/またはその誘導体(例えば、アスコルビルホスファート(例えば、DSMNutritional Products Ltd.のStay C(ナトリウムアスコルビルモノホスファート)))、ビタミンAおよび/またはその誘導体(例えば、レチノイド誘導体(例えば、レチニルパルミタートまたはレチニルプロピオナート))、ビタミンEおよび/またはその誘導体(例えば、トコフェロールアセタート)、ビタミンB6、ビタミンB12、ビオチン、コエンザイムQ10、EGCG、ヒドロキシチロソールおよび/またはオリーブ抽出物、シアバター、藻抽出物、カカオバター、アロエ抽出物、ホホバ油、エキナセア抽出物、エラスチンならびにGAGブースター、特に、ビタミンEおよび/またはその誘導体、シアバター、藻抽出物、カカオバター、アロエ抽出物、エラスチンおよびGAGブースター、ビタミンC(アスコルビン酸)および/またはその誘導体ならびに/あるいはビタミンAおよび/またはその誘導体である。追加の美容有効成分は、典型的に、局所製剤の総重量に基づき少なくとも0.001重量%の量で含まれる。一般的に、約0.001重量%〜約30重量%、好ましくは約0.001重量%〜約10重量%の量の追加の美容有効成分が用いられる。]
[0049] ビタミンC(アスコルビン酸)および/またはその誘導体、特にアスコルビルホスファート(例えば、Stay C(ナトリウムアスコルビルモノホスファート))は、本発明に従う局所製剤において、好ましくは、0.1〜5重量%、特に0.1〜2重量%の量で用いられる。]
[0050] シアバターは、本発明に従う局所製剤において、好ましくは、0.5〜10重量%、特に0.5〜5重量%の量で用いられる。]
[0051] 藻抽出物は、本発明に従う局所製剤において、好ましくは、0.1〜10重量%、特に0.5〜1重量%の量で用いられる。]
[0052] アロエ抽出物は、本発明に従う局所製剤において、好ましくは、0.1〜10重量%、特に0.5〜1重量%の量で用いられる。]
[0053] エラスチンは、本発明の局所製剤において、好ましくは、0.01〜10重量%、好ましくは0.01〜1重量%の量で用いられる。]
[0054] GAGブースターは、本発明に従う局所製剤において、好ましくは、0.001〜10重量%の量で用いられる。]
[0055] 本発明に用いるビタミンE誘導体は、トコフェリルアセタートである。トコフェリルアセタートは、局所製剤中に、約0.05重量%〜約25重量%、特に0.05重量%〜5重量%の量で含まれ得る。別の興味深いビタミンE誘導体は、トコフェリルリノレアートである。トコフェリルリノレアートは、スキンケア組成物中に、約0.05重量%〜約25重量%、特に0.05重量%〜5重量%の量で含まれ得る。確認されたい。]
[0056] ビタミンAおよび/またはその誘導体、特にレチノイド誘導体(例えば、レチニルパルミタートまたはレチニルプロピオナート)は、本発明に従う局所製剤において、好ましくは、0.01〜5重量%、特に0.01〜0.3重量%の量で用いられる。]
[0057] カカオバターは、本発明に従う局所製剤において、好ましくは、0.5〜5重量%の量で用いられる。]
[0058] 本発明の局所用美容組成物はまた、通常よく用いられる美容用の補助剤および添加剤(例えば、保存剤/酸化防止剤、脂肪性物質/油、水、有機溶媒、シリコーン、増粘剤、軟化剤、乳化剤、日焼け止め剤、消泡剤、保湿剤、審美成分(例えば、香料、界面活性剤、賦形剤、金属イオン封鎖剤、アニオン性、カチオン性、非イオン性もしくは両性のポリマーまたはそれらの混合物、噴射剤、酸性化もしくは塩基性化剤、染料、着色剤/着色料、研磨剤、吸収剤、精油、スキンセンセート、収斂剤、消泡剤、顔料もしくはナノ顔料(例えば、紫外線放射を物理的に遮断することにより光防護効果を提供するのに好適な顔料もしくはナノ顔料)、または美容組成物に通常よく処方される任意の他の成分も含有し得る。本発明の組成物に用いるのに好適な、スキンケア業界において一般的に用いられるそのような美容成分は、例えば、CTFACosmetic Ingredient Handbook,第2版(1992)に記載されているが、それらに限定されない。]
[0059] 美容および皮膚科用の補助剤および添加剤の必要量は、所望の製品に基づき当業者により容易に選択され得るものであり、実施例に例示されるがそれらに限定されない。]
[0060] 上記通常よく用いられる美容用の補助剤および添加剤(例えば、乳化剤、増粘剤、界面有効成分および被膜形成剤)は、当該技術分野における専門家により、標準的な試験、または美容組成物の処方に関する通常の検討が行われて決定され得、相乗効果を示し得る。]
[0061] どのような量の局所製剤が塗布されなければならないかは、製品中の有効成分の濃度および所望の美容効果によって決まる。例えば典型的な「リーブオン(leave on)」組成物(例えば、スキンケアエマルションまたは機能性製剤)は、通常、皮膚1cm2につき約0.5〜約2mgの量で塗布される。塗布量は通常重要ではないが、組成物をより多く用いること、組成物を繰り返し塗布すること、および/または有効成分をより多く含有する組成物を塗布することにより、所望の効果が達成され得る。]
[0062] 本明細書において用いられる場合、「「リーブオン」組成物」は、皮膚への塗布後に意図的に除去されない局所製剤を意味する。「リーブオン」組成物は、好ましくは少なくとも約15分、より好ましくは少なくとも約30分、さらにより好ましくは少なくとも約1時間の間、最も好ましくは少なくとも数時間(例えば、約12時間まで)の間、皮膚上に残る。]
[0063] 当然、当業者は、上記の必要に応じて含まれる1種もしくは複数種の追加の化合物および/またはそれらの量を、その想定される1種または複数種の追加が、本発明に従う組み合わせと本質的に関連づけられる有利な特性に対し悪影響を及ぼさない、または実質的に及ぼさないように留意して選択する。]
[0064] 本発明に従う組成物は、好ましくは、水中油もしくは油中水エマルション、シリコーン油中水もしくは水中シリコーン油エマルション、または水性セラム(serum)もしくは水性ジェルとして処方される。]
[0065] 本発明に従う美容および/または皮膚科用組成物は、3〜10の範囲内のpHを有し、好ましくは4〜8のpHの範囲、最も好ましくはpH4〜6の範囲にある。]
[0066] 本発明に従う局所製剤は、現存する伸展線を減少させ、伸びた皮膚線維を保護し、表面の凸凹の深さを減少させ、滑らかな表面を増加させ、皮膚密度とともに皮膚の厚みおよび張りを増加させ、コラーゲン合成の刺激を増加させ、皮膚に潤いを与え、炎症を緩和し、かつ皮膚再生および創傷治癒を促進するのに特に有用である。]
[0067] したがって、別の実施形態において、本発明はまた、現存する伸展線を減少させ、伸びた皮膚線維を保護し、表面の凸凹の深さを減少させ、滑らかな表面を増加させ、皮膚密度とともに皮膚の厚みおよび張りを増加させ、コラーゲン合成の刺激を増加させ、皮膚に潤いを与え、炎症を緩和し、かつ皮膚再生および創傷治癒を促進する方法であって、そのような処置を必要としている被験体の皮膚に、上記された全ての規定および選好を満たす局所製剤の有効量を塗布する工程を含む方法に関する。特に、本発明は、伸展線の処置または同時処置の方法であって、そのような処置を必要としている被験体の皮膚に、上記された全ての規定および選好を満たす局所製剤の有効量を塗布する工程を含む方法に関する。本発明において用いられる処置または同時処置という用語は、伸展線の形成を予防するための局所製剤の予防的な使用も包含する。]
[0068] これらの方法における上記された規定および選好を満たす局所製剤の有効量とは、生理学的効果を得るのに必要な量をいう。生理学的効果は、単回投与により、または反復投与により達成され得る。投与される投与量は、当然のことながら、公知の要素(例えば、個々の組成物の生理学的特性およびその投与様式および経路;受容者の年齢、健康状態および体重;症状の性質および程度;併用処置の種類;処置の頻度;ならびに所望される効果)により異なり得、当業者により調整され得る。]
図面の簡単な説明

[0069] 図1は、伸展させておらず、保護されていない、コントロール(培地のみにおけるヒト線維芽細胞の培養物)を示している。
図2は、処置されていない、伸展させた線維芽細胞を示している。
図3は、0.05容量%の表1の製剤で処置され、伸展された線維芽細胞を示している。] 図1 図2 図3
[0070] 以下の実施例は、本発明の組成物および効果をさらに説明するために提供される。これらの実施例は例示に過ぎず、決して本発明の範囲を限定する主旨のものではない。]
[0071] [実施例1:インビトロ有効性]
表1に開示される組成物を、細胞培養において試験した。ガラス/アクリルボックスにおいて線維芽細胞培養物の単層を伸展することにより、皮膚伸展プロセスを刺激した。単層線維芽細胞培養物を、可撓性のあるシリコーン底面を有する細胞培養プレートに載せ、アクリル支持体に取り付けられたガラス半球体上で伸展させた。この試験装置を用いると、細胞単層の+41%までの同等双軸性伸展(equibiaxial stretching)が可能である。この線維芽細胞培養物を、表1に概説されるとおりの0.05容量%の本発明に従う組成物で処理した。この培養物を、伸展の異なる段階において形態学的に検討した。顕微鏡下の細胞数および形態を、本発明者らの有効成分の効果を分析する際の評価項目とした。同時に、細胞培養培地を異なる時点で回収し、マルチプレックス・ビーズアレイ・システム(Luminex100(商標))において7種のサイトカインおよび4種のマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)について定量的に分析した。]
[0072] 図1〜3から分かるように、本発明に従う組成物は、線維芽細胞に対して優れた保護効果を有する。] 図1 図2 図3
[0073] この効果は、0.05容量%の単一有効成分、すなわち、パンテノール、マルルビウム・ウルガレ(Marrubium vulgare)抽出物またはPalmitoyl Tripeptide−5で上記のとおり処置された線維芽培養物との比較により相乗的であることが実証された。]
[0074] サイトカインの測定(タンパク質量)の結果を以下に示す。]
[0075] ]
[0076] ]
[0077] [実施例2:インビボ試験]
表2に開示された局所製剤の抗伸展線効果は、3ヶ月の臨床試験において測定された。新しい/赤い伸展線を有する18歳以上の白人女性ボランティア30名を、84日にわたって処置した。表2に示された製剤は、1日に2回、ボランティア自身により各自おのおののやり方で塗布された。伸展線の長さおよび幅(センチメートル単位の測定(centrimetric measurement))および真皮の密度を、0日目および84日後に測定した。]
[0078] ]
[0079] 表3に見られるように、伸展線の長さおよび幅が大幅に減少した。さらに、真皮の密度が大幅に増加した。]
[0080] ]
[0081] さらに、ボランティアは、表4に概説されるようなアンケートに基づいて処置の効果を評価した。]
[0082] ]
[0083] 表4から引き出されるように、全てのボランティアが、処置された部分にかなりの改善があったとした。]
[0084] [実施例3:ライトW/Oエマルション]]
[0085] ]
[0086] [実施例4:セルフタンニングローション]]
[0087] ]
[0088] [実施例5:清涼効果を有するO/Wエマルション]]
[0089] ]
[0090] [実施例6:妊娠中の女性用のO/Wエマルション]]
[0091] ]
[0092] [実施例7:10代の若者用の抗伸展線ボディローション]]
[0093] ]
[0094] [実施例8:O/Wエマルション]]
[0095] ]
[0096] [実施例9:シリコン−ゲル]]
[0097] ]
[0098] [実施例10:W/Siエマルション]]
[0099] ]
权利要求:

請求項1
パンテノールと、抗炎症性植物抽出物と、コラーゲン合成刺激ペプチドとを含む組成物。
請求項2
前記コラーゲン刺激ペプチドが、トリペプチドであるN2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンもしくはその塩および/またはペンタペプチドであるパルミトイル−Lys−Thr−Thr−Lys−Serもしくはその塩から選択される、請求項1に記載の組成物。
請求項3
前記抗炎症性植物抽出物が、カレンドゥラ・オフィシナリス(Calendulaofficinalis)、レオントポディウム・アルピヌム(Leontopodiumalpinum)、エキナセア・プルプレア(Echinaceapurpurea)、マルウァ・シルウェストリス(Malvasylvestris)、テュムス・ウルガリス(Thymusvulgaris)、ペウケダヌム・オストルティウム(Peucedanumostruthium)および/またはマルルビウム・ウルガレL.(MarrubiumvulgareL.)から得られる抽出物より選択される、請求項1または2に記載の組成物。
請求項4
パンテノールと、マルルビウム・ウルガレ(Marrubiumvulgare)抽出物と、N2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンもしくはその塩とを含む、請求項1に記載の組成物。
請求項5
(a)少なくとも10重量%のパンテノールと、(b)少なくとも0.005重量%のN2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンもしくはその塩と、(c)少なくとも0.01重量%のマルルビウム・ウルガレ(Marrubiumvulgare)抽出物とを含む、請求項4に記載の組成物。
請求項6
前記N2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンもしくはその塩が、N2−(1−オキソヘキサデシル)−L−リシル−L−バリル−L−リシンのビストリフルオロ酢酸塩である、請求項4または5に記載の組成物。
請求項7
アルコールおよび/または水および/または保存剤から選択される少なくとも1種の追加の美容用添加剤をさらに含むが、総量は100%になる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の組成物。
請求項8
請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物の有効量および美容的に許容可能なキャリアを含む局所製剤。
請求項9
前記有効量が、前記製剤の総重量に基づき1〜3重量%の範囲内で選択される、請求項8に記載の局所製剤。
請求項10
ビタミンEおよび/またはその誘導体、シアバター、藻抽出物、カカオバター、アロエ抽出物、エラスチンおよびGAGブースター、ビタミンC(アスコルビン酸)および/またはその誘導体、ならびに/あるいはビタミンAおよび/またはその誘導体から選択される少なくとも1種のさらなる美容有効成分をさらに含む、請求項8または9に記載の局所組成物。
請求項11
現存する伸展線を減少させ、伸びた皮膚線維を保護し、表面の凸凹の深さを減少させ、滑らかな表面を増加させ、皮膚密度とともに皮膚の厚みおよび張りを増加させ、コラーゲン合成の刺激を増加させ、皮膚に潤いを与え、炎症を緩和し、かつ皮膚再生および創傷治癒を促進する方法であって、そのような処置を必要としている被験体の皮膚に請求項8〜10のいずれか1項に記載の局所製剤の有効量を塗布する工程を含む、方法。
請求項12
伸展線の処置または同時処置の方法であって、そのような処置を必要としている被験体の皮膚に請求項8〜10のいずれか1項に記載の局所製剤の有効量を塗布する工程を含む、方法。
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